自動車レース
[ロイター] - 2026年からアウディF1チームとして参戦するザウバー傘下のアルファロメオは、水曜日にジェームス・キーがテクニカルディレクターとして復帰すると発表した。
3月にマクラーレンを退団し、2010年から2012年までザウバーでテクニカルディレクターを務めていた英国人選手は、ヤン・モンショーの後任として9月1日にヒンヴィルでスタートする。
この動きにより、キー氏は元マクラーレン代表のアンドレアス・ザイドル氏と再会し、現在はアウディへの移行を指揮するザウバーグループの最高経営責任者となっている。
ザイドル氏は、キー氏の任命はそのプロセスにおける「重要なステップ」だったと述べた。
「彼はこのスポーツにおいて卓越した豊富な経験を持っており、テクニカルディレクターとしてだけでなく、チームの技術組織内で他のさまざまな役割も担っている」と彼は語った。
「彼はチームの技術面の変革プロセスを主導し、将来に向けて取り組むために必要なツールと方向性を私たちに与えてくれるでしょう。」
元チャンピオンがシーズン最初の2レースでポイントを獲得できなかったことを受け、キーはマクラーレンを再編し退社した。
キーはジョーダンでスタートし、ミッドランド、スパイカー、フォース・インディアへと変貌を遂げながらそのチームに留まった後、2019年にマクラーレンに加入するまではレッドブル所有のトロロッソ(現アルファタウリ)でも勤務した。
「チームが新しくエキサイティングな未来に向かう中で、チームの長い歴史の中で最も重要な岐路の一つにおいて、チームの技術面を率いることを楽しみにしている」と彼は語った。
「時間、努力、忍耐が必要であることは承知しており、この仕事から得られる恩恵は次の2シーズン以降にしか得られませんが、私たちの前には旅があり、それに従うべきロードマップがあり、それに着手したいと思っています。 」
モンショーの今後の役割については言及されていないが、2010年から2012年までフェラーリで働き、そのチームは現在ザウバーでの元上司フレッド・ヴァスールによって運営されている。
ヴァスール氏は4月、フェラーリが「大規模に」人材を採用していると述べた。
(ロンドンにてアラン・ボールドウィンによる報告、ピーター・ラザフォードによる編集)